巨人ドラ1大勢 平田、大島を圧巻の連続3球三振斬り 開幕2連続セーブに原監督「少々成長しているなと」

[ 2022年3月26日 19:06 ]

セ・リーグ   巨人7―5中日 ( 2022年3月26日    東京D )

<巨・中2>最後を締めガッツポーズする大勢(撮影・久冨木 修)
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 巨人のドラフト1位ルーキー右腕、大勢(本名:翁田大勢)投手(22=関西国際大)が中日戦(東京D)で2者から連続3球三振を奪う圧巻投球。開幕戦から2試合連続セーブをマークした。

 2―5で迎えた8回の攻撃で打撃陣が一挙5点を挙げて逆転。9回、5番手としてマウンドに上がった大勢は最初に打席へ迎えた代打・平田を149キロ、152キロの速球で追い込むと、フォークで空振りを取って3球三振に仕留めた。続く大島も150キロ直球の後の2球連続フォークでまたも3球三振。最後は岡林を4球目の153キロ直球で中飛に打ち取って3者凡退に仕留め、きっちり守護神の仕事をやり遂げた。

 今季開幕戦となった前夜の中日戦(東京D)では9回にプロ初登板し、2安打&1死球で2死満塁のピンチを招くも自己最速タイの158キロも披露して無失点に抑え、プロ初セーブをマーク。新人が開幕戦でセーブを挙げるのはセ・リーグ初、1982年の山沖之彦(阪急)以来40年ぶり2人目の快挙で、スタンド観戦したG党の父・八寿男さん(54)に勝利を届けたが、ハラハラドキドキだった初登板から第2戦は落ち着き払ったマウンドとなった。

 大勢の投球内容は1回で打者3人に対して10球を投げ、無安打無失点。2三振を奪って四死球はなく、直球のMAXは153キロだった。

 ▼原監督 (大勢について)きのうよりも非常にこう、落ち着きというものがね、重心というものがやや下がった状態でね、プレーしているというものが、少々成長しているなという感じがしました。

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2022年3月26日のニュース