巨人ウォーカー、初打席初安打初打点に「オウエンヨロシクオネガイシマス!アリガトウゴザイマス!」

[ 2022年3月26日 18:20 ]

セ・リーグ   巨人7―5中日 ( 2022年3月26日    東京D )

<巨・中(2)>お立ち台で笑顔を見せる(左から)中島、ウォーカー、若林 (撮影・森沢裕)
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 巨人の新助っ人、アダム・ウォーカー外野手(30)が中日戦(東京D)で初打席初安打初打点をマーク。鮮やかな逆転勝ちと3年連続となる開幕2連勝に貢献した。

 2―5で迎えた8回、この回から登板した岩崎からポランコがストレートの四球で出塁。岩崎はここでベンチに自ら合図を出し、トレーナーに付き添われて降板となった。このアクシデントに中日は田島が緊急登板したが、巨人は岡本和の中前打で無死一、二塁とチャンスを広げ、中田の左中間への適時二塁打でまず1点。さらに代わった福から丸の一ゴロの間にもう1点を返して1点差に迫ると、代打・中島が今季初安打となる左前適時打を放って同点に追いついた。

 巨人の猛反撃は止まらず、大城が犠打で中島の代走・立岡を二塁へ進めると、7回の守備から途中出場していた若林が今季初安打となる中越え適時二塁打を放ってついに勝ち越しに成功。さらに代打・ウォーカーも山本から来日初打席で初安打初打点となる左中間フェンス直撃の二塁打を放ってこの回一挙5点が入った。

 試合後、中島、若林に続いてお立ち台に上がったウォーカーは「たくさんの皆さんの前でプレーができて本当にうれしいと思います。また応援よろしくお願いします」と第一声。「初打席でチームの勝利に貢献できて本当にうれしく思っています。これからもチームの勝利に貢献できるよう頑張っていきたいと思います」と打席を振り返った。

 4試合に出場したオープン戦の打撃成績は打率・154(13打数2安打)、0本塁打、0打点。ベンチスタートとなった開幕戦は最後まで出番がなかった。開幕戦では一緒に来日したポランコが決勝打を含む3安打1打点と大暴れ。お立ち台では最後に「アリガトウゴザイマス!サイコー!」と日本語で盛り上げたが、ウォーカーも日本語で締めの一言を促されると「オウエンヨロシクオネガイシマス!アリガトウゴザイマス!」と話し、スタンドからは拍手喝采だった。

 ▼原監督 (ウォーカーについて)見ていると淡々とした感じではあったが、集中力というものを持った状態でね、高ぶらず、非常にこう、いい精神状態の中で打席に立っているなと思いますね。

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2022年3月26日のニュース