巨人・山崎伊織、初回からけん制球で走者をアウトに プロ初登板初先発で堂々たるマウンドさばき

[ 2022年3月26日 14:15 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年3月26日    東京D )

<巨・中(2)>力投する山崎伊 (撮影・森沢裕)
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 巨人の2年目右腕・山崎伊織投手(23)が開幕第2戦の中日戦(東京D)でプロ初登板初先発。初回から見事なけん制球で一塁走者を刺し、ピンチの芽を摘んだ。

 プロ入りする前の2020年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた影響でルーキーイヤーの21年は登板がなかった山崎伊。エース菅野に続いて開幕第2戦で早くもマウンドに上がったが、初回から落ち着き払ったマウンドさばきを披露した。

 初回、先頭の大島を147キロ直球で二ゴロに打ち取った後、岡林にはストレートの四球。だが、3番・阿部に1球を投げた後、一走・岡林に二盗の匂いを感じると、すかさず一塁へけん制球を投げた。逆を突かれた岡林はタッチアウト。自らのけん制球で1死一塁から2死走者なしとした山崎伊は阿部を148キロ直球で空振り三振に仕留め、初回を結果的に打者3人で抑える好発進となった。

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2022年3月26日のニュース