ソフトバンク・緊急先発の大関が3回零封 千賀の登板回避も投打かみ合う

[ 2022年3月4日 20:41 ]

オープン戦   ソフトバンク5-2ロッテ ( 2022年3月4日    ペイペイD )

<ソ・ロ>3回を無失点に抑えナインとタッチをする大関(右)(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクが本拠地・ペイペイドームで行われたロッテとのオープン戦で、投打がかみ合い5―2で勝利した。

 ソフトバンクは千賀滉大投手(29)が先発予定だったが、新型コロナウイルスの濃厚接触者の疑いとなり登板を回避。この緊急事態に先発のマウンドに上がったのは昨年5月に支配下となった3年目左腕の大関。初回、先頭の池田に右前打を浴びて、いきなり走者を背負ったものの、甲斐が盗塁阻止するなど結果的に3人で抑えた。その後は2回を3者凡退、3回には1安打を許すも3回無失点でマウンド降りた。

 打線は、初回に柳田が1死二塁から右中間を破る先制二塁打。3回には甲斐が外角高めの見送ればボールかというストレートを右翼席へソロ。4回には真砂のタイムリー、5回にグラシアルが2点タイムリー二塁打と切れ目なく得点を奪ったが、6回以降は追加点を奪うことはできなかった。

 5―0の6回に2番手・大竹が2失点し、3点差に迫られたが、育成2年目・中村、嘉弥真、椎野が無失点に抑えて5―2で逃げ切った。

 ロッテは先発の本前が3回2失点で主導権を握られると、ソフトバンク投手陣の前に打線が沈黙。1番・池田、9番・高部がそれぞれ2安打と気を吐いたが、6回に2点を返すのがやっとだった。

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2022年3月4日のニュース