【第94回センバツ】関東王者の明秀学園日立は九州大会準Vの大島と激突!大会第5日第2試合

[ 2022年3月4日 15:49 ]

対戦が決まった大島の武田涼雅主将(左)と明秀日立の石川ケニー主将=大阪市西区で2022年3月4日、久保玲撮影
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 第94回選抜高校野球大会(18日から13日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が4日午後3時からリモートで行われた。

 関東王者の明秀学園日立(関東・東京)は九州大会準優勝の大島(九州)と対戦することが決まった。

 4年ぶり2度目のセンバツ出場となる明秀学園日立は昨秋の公式戦は9試合で68得点を挙げた攻撃力に定評があったが、冬の練習期間で投手陣が大きく成長を遂げた。最速142キロを誇るエース・猪俣駿太(2年)は昨秋の関東大会、明治神宮大会の全試合で先発登板した大黒柱だ。1メートル84の85キロの体躯を持つ長身右腕はギアを使い分ける直球とカットボール、フォークなど多彩な変化球をコーナーに集める投球で白星を積み重ねた。この冬は体のケアと体づくりに励み「自分の粘り強さを見せたい」と初の甲子園の舞台へ意気込んでいた。

 ハワイ・オアフ島生まれの石川ケニー主将(2年)はプロ注目の最速140キロ左腕。昨秋は左肘頭の疲労骨折の影響で主に外野手として出場したが、センバツまでに投手復帰を目指し「今は回復してきている。全員で日本一を目指していきたい」と力を込めていた。明秀学園日立が18年センバツに出場した際は、4学年上の兄・シェインさんが記録員としてベンチ入り。今春センバツに出場となれば、兄に続いて聖地を経験する。
 

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