【第94回センバツ】選手宣誓は倉敷工の福島貫太主将が引き当てた「感謝の思いを伝えたい」

[ 2022年3月4日 15:46 ]

選手宣誓を務めることが決まった倉敷工の福島貫太主将=大阪市西区で2022年3月4日、久保玲撮影
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 第94回選抜高校野球大会(18日から13日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が4日午後3時から昨年に続きリモートで行われた。選手宣誓は初日に登場する6校の中で抽選を行い、倉敷工(中国・四国)に決まった。

 大会初日の第2試合に登場する倉敷工の福島貫太主将が選手宣誓を引き当てた。中日・福島章太投手を兄に持つ福島主将は、リモートで決定直後の気持ちを聞かれ「光栄だと思います。感謝の気持ちを伝えたいです。部員みんなの声を聞きながら決めていきたい。緊張はすると思いますがハキハキと堂々とやりたいです」と爽やかに決意を口にした。

 昨年は震災10年の節目で仙台育英の島貫主将が引き当て、「甲子園が戻ってきた」「感謝」「感動」「希望」などの言葉で全国の球児の気持ちを代弁。福島県出身で、東日本大震災から10年が経過した思いも込めた。

 昨夏に続いてアルプス席でのブラスバンド演奏も50人以内で許可され、センバツでは3年ぶりに復活。昨年の優勝旗返還は、優勝した東海大相模(神奈川)で7日に行われる。

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