【第94回センバツ】金光大阪・横井監督「準備をしっかりするだけ」 初戦は永田監督率いる日大三島

[ 2022年3月4日 18:24 ]

日大三島に相手が決まったことを伝える金光大阪・横井監督(中央)
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 阪神・陽川尚将、元中日・吉見一起の母校・金光大阪の相手は日大三島に決まった。横井一裕監督は「永田さんと甲子園で再会するとは。甲子園をよく知った監督だが、意識せずに行く。最初の相手となるのは光栄」と語った。

 永田裕治監督が報徳学園を指導した時代から、そのチーム作りを参考にしてきた。エース吉見を擁して、金光大阪が甲子園に初出場したのが02年の選抜。その前年の秋の近畿大会決勝で報徳学園に敗れたのが、公式戦での唯一の対戦だ。今回はそのお返しとともに、悲願の甲子園初勝利をチームは誓った。

 横井監督はミーティングで対戦相手決定を伝えるとともに、「相手は東海チャンピオン。準備をしっかりして、気持ちをこめていこう」とゲキ。特別コーチの吉見の指導を受けるエース古川温生(2年)は「相手が決まって気持ちも引き締まる。冬を越えて、強くなったボールを投げ込むだけ」ときっぱり。過去3度の甲子園はいずれも初戦敗退。昨秋の公式戦10試合で6完投の右腕は勝利の校歌を誓った。

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2022年3月4日のニュース