世代No.1左腕・京都国際の森下がV宣言「優勝を目指している」 1回戦で長崎日大と激突

[ 2022年3月4日 17:02 ]

京都国際の左腕・森下(左)と平野
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 京都国際の大黒柱が今秋ドラフト候補の最速143キロ左腕・森下瑠大投手(2年)だ。2年連続2度目、3季連続の甲子園出場となる今春。1回戦の相手は長崎日大に決まった。

 「昨年はふがいないピッチングで自分のせいで負けてしまった。昨年からの変化を見てもらいたい。優勝を目指している。目の前の相手を倒していきたい」

 目指すのは頂点だけだ。春夏通じて甲子園初出場だった昨春の選抜は、1球に泣いた。東海大菅生との2回戦。4―2の9回2死満塁から右翼線へ走者一掃のサヨナラ二塁打を浴びた。最上級生として迎える2度目の春。雪辱の舞台へかける思いは人一倍強い。

 昨夏の甲子園大会では投打で4強入りに貢献。3回戦の二松学舎大付戦では本塁打に決勝の三塁打も放つなど大舞台で打撃でも才能を発揮したが「ピッチングの方が好き」と二刀流より投手への思いの方が強い。

 楽天の松井裕樹をお手本に鍛練を積んできた。2014年の龍谷大平安以来、京都府勢では8年ぶりの頂点へ突き進む。
 
 ◇森下 瑠大(もりした・りゅうだい)2004年(平16)9月19日生まれ、京都府福知山市出身の17歳。昭和小1から野球を始める。南陵中では福知山ボーイズでプレーし全国大会出場。京都国際では1年秋から主戦を務め2年春夏連続で甲子園出場。1メートル78、76キロ。左投げ左打ち。

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2022年3月4日のニュース