広島　期待の若手投手陣が総崩れ　小林が炎上、松本も被弾　黒原は左手に打球受けて降板…

オープン戦   広島2－7DeNA （ 2022年3月3日    横浜 ）

＜D・広（2）＞2回1死一、二塁からソトに2点タイムリーを浴びた小林（撮影・長久保　豊）
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　広島は期待の若手投手陣が総崩れとなった。

　開幕ローテーションの残り2枠を狙う高卒2年目の小林が3回6安打4失点と炎上。初回を華々しく3者連続三振で立ち上がりながら、球威が落ちた2回以降は打ち込まれ、「体力的な部分も（強化が）必要」とうなだれた。

　奇禍も起きた。4回に救援したドラフト1位・黒原（関学大）は梶原の打球を左手に受けて途中降板。佐々岡監督は「当たっているので大事を取った。明日以降は様子を見て」と渋い表情だ。同5位・松本（Honda鈴鹿）もソロ被弾して実戦初失点が付いた。

　前日2日も先発候補の同2位・森（三菱重工West）と玉村が炎上。開幕戦で当たるDeNAには2月から4戦全敗で前哨戦を終え、指揮官は「しっかり返さないといけない」と本番での雪辱を誓った。