巨人、再々奪首!由伸先制3ラン、脇谷は15試合連続得点

[ 2010年8月5日 18:01 ]

2回、先制3ランを放ち、生還したラミレス(左)とグータッチを交わす巨人・高橋

 プロ野球、セ・リーグの首位攻防戦、巨人―阪神16回戦は5日、東京ドームで行われ、巨人が高橋の先制3ランなどで9―1で快勝、1日で首位の座を奪い返した。先発の東野が7回まで毎回の11三振を奪う力投で12勝目。脇谷がセ・リーグ新記録の15試合連続得点を達成した。

 0・5ゲーム差で迎えた3連戦の初戦は2位の巨人が6―2で勝ち、首位を奪回。しかし、前夜の第2戦は阪神が8―4で勝ち、1日で首位に返り咲いた。「真夏の決戦」の第3戦は初回、東野が三者凡退に抑えれば、反戦の先発・久保は3者連続三振と、ともに好スタートを切った。
 ところが、2回、巨人はラミレスの死球、阿部の四球で無死一、二塁とし、高橋の右中間への11号3ランで先制。さらに長野の左越え二塁打、脇谷の中前適時打で1点を追加。さらに2死三塁から松本の左翼線二塁打で脇谷が生還し、この回一挙5点を奪った。
 脇谷はこれでセ・リーグ新記録の15試合連続得点を達成した。
 巨人は4回、長野がバックスクリーン右へソロ本塁打を放ち、1点を追加。
 阪神は6回無死一、三塁からマートンの右犠飛で1点を返したが、巨人は7回2死一塁からエドガー、ラミレスが連続で適時二塁打を放ち、2点を追加。8回にも1死一、三塁から代打・谷の中犠飛で1点を加えた。

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2010年8月5日のニュース