斎藤先輩に続け…早実、４年ぶり優勝狙う！

緊張気味に握手する早実・土屋主将（左）と倉敷商・植田主将

　【組み合わせ抽選会】２８度目の出場となる早実（西東京）は、斎藤佑樹（現早大）を擁した０６年以来の優勝を目指す。

　初戦の相手は３年連続出場の古豪・倉敷商（岡山）に決定。春夏通じて初対戦となる中、エースの鈴木は「楽しみ。相手は甲子園に慣れているので、挑戦者の気持ちでいきます」と力を込めた。
　斎藤を尊敬する右腕は、７月３０日の世界大学野球選手権の日本―韓国戦を録画。６回無失点と好投した大先輩に「やっぱり凄い。僕らも頑張って、斎藤さん以来の４年ぶりの優勝をしたい」とあらためて刺激を受けた様子。
　今大会で使用する移動バスは、数年前にＯＢであるソフトバンクの王会長から寄付されたもの。その王会長は今大会を視察予定で、和泉監督は「もし、私たちの試合の日と重なったらうれしいですね」と心待ちにしていた。