佑ちゃん、痛恨の満塁被弾…日本は3位決定戦へ

[ 2010年8月5日 18:25 ]

<日本・米国>1回裏、米国のスプリンガー(左)に逆転満塁本塁打を浴びた斎藤

 世界大学野球選手権第7日は5日、横浜スタジアムで準決勝2試合を行い、日本は4連覇を目指す米国と対戦。2―4で敗れ、7日の3位決定戦(神宮)で韓国と対戦することになった。

 日本は1次リーグの韓国戦で6回無失点と好投したエースの斎藤(早大)が先発。打線は準々決勝の台湾戦で5安打3打点の伊志嶺(東海大)を2試合続けて1番に起用。その伊志嶺は初回、四球で出塁すると、けん制悪送球、犠打、捕逸で生還し、日本はノーヒットで1点を先制した。
 ところが、その裏、斎藤は1死満塁のピンチを招くと、米国の5番スプリンガーに左越えに満塁本塁打を浴びてしまった。
 日本は2回1死三塁から三ゴロの間に1点を返したが、結局、打線が3安打と沈黙。斎藤は2回以降は踏ん張り、7回から乾(東洋大)、大石(早大)のリレーで米国打線に得点を許さなかっただけに、初回の満塁弾は痛恨の1球となった。
 決勝は米国と、韓国を11―1の8回コールドで下したキューバとの対戦となった。

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2010年8月5日のニュース