823日、1171打席ぶり 平野「ベンチが盛り上がってうれしかった」

[ 2010年8月5日 07:12 ]

 【阪神8―4巨人】33本塁打のブラゼルをはじめ、3番以降は長打力のある強打者が並ぶ阪神。その打線の中で絶妙なアクセントを加えているのが、鳥谷、平野の1、2番コンビだ。

 5回にも鳥谷の二塁打と平野の犠打で5点目を挙げると、6回には平野が08年5月3日の中日戦(ナゴヤドーム)以来823日、1171打席ぶりの一発となる3ラン。「もしかしたらいくかなと思ったけどまさか入るとは。打つバッターじゃないんで、ベンチが盛り上がってくれてうれしかった」と照れた。
 2人で計5安打6打点の荒稼ぎ。鳥谷が「きのうのきょうだったんで…。負けた分を何とか取り返したかった」と言えば、今季10度目の猛打賞をマークした平野は「これからは結果が大事」と胸を張った。前夜の借りをきっちり返し、首位攻防戦は1勝1敗。いつもは脇役に徹する2人が堂々の主役を張った夜だった。

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2010年8月5日のニュース