春夏連覇へ 興南・島袋“吉兆”第4日登場

[ 2010年8月5日 06:00 ]

4日目第4試合で対戦する興南・我如古(左)と鳴門・石堂主将

 【組み合わせ抽選会】史上6校目の春夏連覇を狙う興南(沖縄)のエースの島袋は、組み合わせが決まり「しっかり勝ち残って、この夏は結果を残したい」と口元を引き締めた。

 ただ、初戦の鳴門とは対戦経験がないだけに「今からいろいろと情報を調べていきたい」と対策の必要性を口にした。今春のセンバツも第4日が初戦だった。くじを引いた我如古(がねこ)主将は「同じ4日目ということで、いい方向に傾いていけばいいと思う」とまんざらでもない様子だった。
 春夏連続出場は9校。その中で島袋は「センバツで戦った智弁和歌山ともう1回やりたい。強いチームなので」と再戦を熱望した。再戦は8強以上に残るのことが条件。「春夏連覇も(沖縄勢初の)夏の優勝旗も期待されている。甲子園も4回目で余裕も出てきた。この夏も自分が試合をつくりたい」と島袋。夏の主役も渡さない。

 ≪鳴門 願い通じた…≫センバツの覇者、興南との顔合わせを引き当てた鳴門(徳島)の石堂主将は「みんな島袋君と対戦したいと言っていた。びっくりしたけれど、うれしい」と声をはずませた。県大会で打率・438をマークした1番の津川は「相手も初戦。緊張しているはず。僕たちは向かっていくだけ」と挑戦者魂で臨む決意だ。切れ目のない打線で狙うは金星だ。

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2010年8月5日のニュース