反省してます…内海“背信”５回５失点５敗目

＜巨・神＞２回２死一塁、巨人先発・内海は阪神・メッセンジャーに左翼フェンス直撃の二塁打を浴びる

　【巨人４―８阪神】周囲が求めるものは高く、「不運」で片づけることはできない。巨人の先発・内海が味方の守備のミスをカバーできず、５回５失点で５敗目を喫した。

　２回に浅井の併殺崩れの間に１失点。二塁・脇谷の守備のミスもあったが、続く投手のメッセンジャーに甘い直球を投じて左中間二塁打を浴びた。２死二、三塁から鳥谷、平野に連続適時打を許して一挙４失点。「踏ん張らなければいけなかった？そうですね。反省してます…」と肩を落とした。
　原監督はＣＳ、日本シリーズなどの短期決戦を優位に進めるため、シーズンで１５勝以上を挙げる絶対的なエースを求めている。６月２４日のヤクルト戦（神宮）で７勝目を挙げて以来、５試合も白星がない上、これで計２３失点。指揮官も「（２回は）左打者（鳥谷、平野）にポンポンと打たれた。５回の５点目も大きかった」と苦言を呈した。