松山英樹　23年初戦は通算16アンダー21位「ドライバーが安定してきた」J・ラームが逆転V

米男子ゴルフツアー　セントリー・チャンピオンズ最終日 （ 2023年1月8日    米ハワイ州　プランテーション・コース＝7596ヤード、パー73 ）

松山英樹（AP）
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　9打差9位から出た松山英樹（30＝LEXUS）は4バーディー、3ボギーの72で回り、通算16アンダーの21位で終えた。次戦は前年覇者として12日開幕のソニー・オープン（米ハワイ州）に臨む。大会は63をマークしたジョン・ラーム（28＝スペイン）が7打差を逆転し、通算27アンダーで制した。

　前日の第3ラウンドを6連続バーディーで締めて67をマークした松山だが、この日は一進一退のゴルフでスコアを伸ばしきることができなかった。23年初戦は21位。ホールアウト後には「ドライバー（ショット）は悪いところもありましたけど、だいぶ安定してきたなって。ショットはもう少しかなという感じでしたけど、パッティングも悪くはなかった。最後の方は少しバタバタしてしまったので、しっかりといい調整ができるようにしたい」と振り返った。

　前半を一つ伸ばして折り返すと、後半は出入りの激しい内容。11番をボギーとするも、続く12番パー4で残り49ヤードの第2打を2メートルにつけてバーディーを奪い返す。15、17番でボギーを叩くも、いずれもバウンスバック。首痛で途中棄権した昨年11月のヒューストン・オープン以来の実戦だったが、「ほとんど痛みなくできたのは久々だったと思うので、そういう意味では良かったなと思う。これを毎週、毎週続けて行けるようにしたい」と明るい表情を浮かべた。

　次戦はディフェンディング王者としてソニー・オープンに臨む。「今の状態ではかなり厳しいですけど、去年も同じような感じで言っていた。何かいいことがあればチャンスがあると思うので頑張りたい」と言葉に力を込めた。