松山英樹 自己新6連続バーディー!13番から猛チャージ67で9差9位に浮上

[ 2023年1月9日 04:00 ]

米男子ゴルフツアー セントリー・チャンピオンズ第3日 ( 2023年1月7日    米ハワイ州 プランテーション・コース=7596ヤード、パー73 )

8番ホールでティーショットを放つ松山(AP)
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 7打差の12位から出た松山英樹(30=LEXUS)は8バーディー、2ボギーの67で回り、通算15アンダーで首位と9打差の9位につけた。13番から最終18番まで自身の連続バーディー記録を1つ更新する6連続バーディーと圧巻の内容を見せた。コリン・モリカワ(25=米国)が通算24アンダーで単独首位をキープした。

 怒濤(どとう)の猛チャージだった。松山は13番でリーダーボードを確認。「上は凄いなあと思いながら見てました」と笑ったが、明らかにスイッチが入った。その13番で5メートル、続く14番では3メートルをねじ込む。3打目を10センチに付けた最終18番パー5まで圧巻の6連続バーディー。一時は20位台まで下げた順位を一気に浮上させた。

 松山が自身のハイライトに挙げたのが15番パー5の3打目。グリーン左のラフから見上げるような高さのグリーン面へ。右に切れるラインに対し、左手前でクッションを取りながら1メートル強につけて見せた。「一番難しいシチュエーションだったのでそこを取れたのはうれしい」と満足そうに振り返った。

 序盤3、4番でボギー先行。4番ではグリーンを捉えたセカンドがピン手前の傾斜で戻される不運もあったが、後半は一気に流れを取り戻した。ショットが左に出る場面もあり「昨年の夏くらいから悩んでいる。それが出てしまった」と話す。ホールアウト後は練習場に向かい、修正に余念がなかった。

 6連続バーディーは自身の連続バーディー記録を1つ更新。ショットに関しては「コーチとかと話し合いながら良い方向には行っていると思う。もう少しかなという感じ」と話す。昨年から悩まされた首痛の不安もない。首位と9打差で迎える最終日へ「いいスタートを切って伸ばしていけたら」と意気込んだ。

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