10勝以上で大関復帰の正代は大栄翔に敗れ2連敗 大関・貴景勝も翔猿に敗れ2日目で早くも土

[ 2023年1月9日 17:57 ]

大相撲初場所2日目 ( 2023年1月9日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所・2日目> 正代(右)は大栄翔に突き出しで敗れる(撮影・光山 貴大)
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 大相撲初場所は9日、両国国技館で2日目の取組が行われ、今場所番付筆頭の大関・貴景勝(26=常盤山部屋)は東前頭筆頭の翔猿(30=追手風部屋)にはたき込みで敗れ、1勝1敗となった。10勝以上で大関に復帰となる関脇・正代(31=時津風部屋)は大栄翔(29=追手風部屋)に突き出しで敗れ2連敗となった。

 貴景勝は先場所敗れた相手に対し、前に出たが、翔猿に回り込みながらかわされ、最後は、はたき込みで敗れた。1横綱1大関という1898年1月場所以来125年ぶりの珍しい番付となった初場所は、横綱・照ノ富士が両膝痛悪化により3場所連続の休場が決定。出場力士の中で番付最高位となったが、2日目で土がついた。

 そのほか関脇勢は豊昇龍は琴ノ若を下手投げで下して2連勝としたが、若隆景が去年の初場所で優勝した平幕の御嶽海に送り出しで敗れて連勝ならず。関脇に復帰した高安は霧馬山に押し倒しで敗れ2連敗となった。

 先場所、三つ巴の決定戦を制して初優勝を果たした阿炎は小結・若元春を突き落としで下して2連勝とした。

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