朝乃山 1年8カ月ぶり関取白星 後援会からの化粧まわしで大きな拍手

[ 2023年1月9日 04:55 ]

大相撲初場所初日 ( 2023年1月8日    両国国技館 )

十両の貴健斗(手前)を突き落としで破る朝乃山(撮影・村上 大輔)
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 6場所ぶり十両に返り咲いた朝乃山(28=高砂部屋)は、大関だった一昨年夏場所以来1年8カ月ぶりに関取としての白星を挙げた。得意の右は差せず貴健斗(26=常盤山部屋)に押し込まれたが、土俵際うまく左へ回り込んで突き落としを決めた。

 十両土俵入りでは地元の「朝乃山富山後援会」から贈られた化粧まわしを締めて土俵に上がり、ひときわ大きな拍手を浴びた。「富山後援会が自分にとっては大きな味方でした。不祥事を起こした時も解散せず関取に戻るまで待っていてくださったので、初日からつけようと思いました」。新型コロナウイルス対策のガイドライン違反による6場所の出場停止処分から復帰4場所目。15日間相撲が取れる感謝の気持ちを胸に、新たな一歩を踏み出した。

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