落合いきなり“不戦勝デビュー”にも「戦う気持ちで来ました」臨戦態勢で初の場所入り

[ 2023年1月9日 14:54 ]

大相撲初場所2日目 ( 2023年1月9日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所・2日目>不戦勝で勝ち名乗りを受ける落合(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 昨年の実業団横綱で幕下15枚目格付け出しの落合(19=宮城野部屋)は、対戦相手の王輝(26=錣山部屋)が休場したためデビュー戦が不戦勝となった。

 相手の休場は前日に知ったが「最後まで何があるか分からないと思って、戦う気持ちで来ました」とデビュー戦を想定して場所入り。「支度部屋に関取の方がたくさんおられて緊張しました」と初々しい一面も見せた。

 6日の稽古後にデビュー戦の対戦相手が分かると、すぐに映像を見て王輝の取り口を研究していた。入念な準備をしていただけに不戦勝は思いも寄らぬ“肩透かし”。それでも明日3日目以降の実質的な初土俵へ向け「今日と変わらずしっかりと戦う準備をして、自分のできることを全部やって土俵に上がる」と意気込み、視線を常に前へ向けていた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月9日のニュース