元十両・朝乃若が170日ぶり白星「凄くうれしい」 コロナ後遺症など体調不良乗り越え復活目指す

[ 2023年1月9日 14:25 ]

大相撲初場所2日目 ( 2023年1月9日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所・2日目>寄り切りで夢道鵬(手前)を下す朝乃若(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 幕下・朝乃若(27=高砂部屋)が夢道鵬(21=大嶽部屋)を下し、昨年名古屋場所14日目以来170日ぶりの白星を挙げた。

 立ち合い左を差して組み止めて右上手を引くと、左からすくって崩して夢道鵬を寄り倒した。「上手をしっかり取れてそこから次の攻めができたと思います」と振り返り、久々の白星に「凄くうれしいと思っています」と表情を緩めた。

 秋場所前に新型コロナウイルスに感染し、その後遺症で秋場所は全休。番付は据え置かれず、西十両5枚目から西幕下4枚目まで落ちた。九州場所では本来の力が発揮できず、まさかの7戦全敗。今場所前は帯状疱疹(ほうしん)を発症して1週間以上寝込むなど度重なる体調不良に見舞われた。西幕下34枚目で臨む今場所、再起を期す好スタートを切った。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月9日のニュース