BR東京　逆転で今季初勝利！ヴァカヤリアが逆転トライ

トヨタに競り勝ち、喜ぶBR東京フィフティーン
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　ラグビーのリーグワン1部第3節最終日は8日、豊田スタジアムなどで3試合が行われ、BR東京（旧リコー）が終盤にトヨタ（旧トヨタ自動車）を逆転して29―25で今季初勝利を挙げた。トヨタは2連敗。昨季3位の東京ベイ（旧クボタ）は花園（旧近鉄）に77―12で大勝して2勝1分け。神戸（旧神戸製鋼）は東葛（旧NEC）を43―33で退けて2勝1敗とした。

　BR東京が3戦目で初勝利をつかみ取った。追いかける展開が続いたが、後半にWTBヴァカヤリアが逆転トライ。上位進出を狙うトヨタを撃破し、ヒューワット・ヘッドコーチは「最初の50、60分はタイトな試合になると予想していた。頑張ってやってきた結果が出た」と終盤まで体を張った選手をねぎらった。苦しい出だしからの浮上へ。ジャッカルでも存在感を示したフランカー松橋は「自分たちはもっとできる」と巻き返しを誓った。

　＜東京ベイ　計11トライの猛攻で圧勝＞計11トライの猛攻で77ー12と圧勝し、今季2勝目を挙げた。前半にフッカーのマークスが3トライを奪い、SH藤原も2トライ。序盤で主導権を握った。フラン・ルディケ・ヘッドコーチは「80分間の栄光と努力が見えた試合。全員がしっかり貢献してくれた」と満足げな表情を浮かべた。次戦は14日に行われる東葛戦。指揮官は「引き続き、向上できるように進めていきたい」と意気込んだ。