東海大相模が桐蔭学園を1点差で下し2大会ぶり花園出場決定“神奈川王者”としての出場は42大会ぶり

[ 2022年11月20日 15:23 ]

第102回全国高校ラグビー神奈川県予選 ( 2022年11月20日    ニッパツ三ツ沢球技場 )

花園出場を決め、抱き合って喜ぶ東海大相模フィフティーン(カメラ・中出健太郎)
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 決勝が行われ、東海大相模が桐蔭学園を14―13(前半7―6)で破り、2大会ぶり10度目の全国大会出場を決めた。東海大相模は第95回(15年度)、第100回(20年度)大会は出場校増によるブロック代表としての出場で、神奈川県を制しての出場は第2代表だった第70回大会(90年度)以来32大会ぶり。同県からの単独出場は第60回大会(80年度)以来42大会ぶりとなった。第99、100回大会で全国2連覇を達成した桐蔭学園は連続出場が7年で途絶えた。

 序盤はキックなどのミスが多かった東海大相模は0―6で迎えた前半22分、WTB恩田暖(1年)がビッグタックルを決めて流れを引き寄せた。同23分には相手ゴール前のPKで速攻を仕掛けたNo・8佐野睦海(3年)がポスト左へ飛び込み、SO野口柊(同)のコンバージョンも決まって7―6と逆転した。後半7分、桐蔭学園WTB松田怜大主将(同)のトライで7―13と再びリードを許したが、敵陣で粘り強くポゼッションを続け、同26分にこの日ラインアウトで大活躍したロックの山本圭悟(同)が中央へトライを決めて14―13と再逆転。ブレークダウン(タックル後のボール争奪戦)でターンオーバーを連発するなどディフェンスも堅く、最後も桐蔭学園に連続攻撃を許さず、4年連続となった決勝対決を制した。

 ▼東海大相模・三木雄介監督 率直にうれしい。こういう点差でしか勝てないと思っていた。この学年はディフェンスを頑張る選手たちが多く、チームの強みと思う。桐蔭学園さんに勝って出るからには結果が求められる。2年前は1月1日(3回戦)に負けたので、そこは超えられるようにしたい。

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2022年11月20日のニュース