大鵬孫の前頭13枚目・王鵬　勢い止まらぬ7連勝！！　関脇・豊昇龍ら3人も1敗守る

大相撲九州場所8日目 （ 2022年11月20日    福岡国際センター ）

熱海富士（左）を押し出した王鵬（撮影・中村　達也）
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　大相撲九州場所は20日、福岡国際センターで8日目の取組が行われ、前頭13枚目・王鵬（22＝大嶽部屋）、関脇・豊昇龍（23＝立浪部屋）ら4人が7勝1敗とした。

　前頭13枚目・王鵬は前頭15枚目・熱海富士を押し出しで制し、自己記録を更新する7連勝。前日の取組後に「もっと前へ出て勝負したい。丁寧に自分のいいところを出して納得いく相撲を取ります」と話していた通り、前に出て勝負した。大鵬に貴闘力。祖父、父に続く3代優勝へ上々の1勝となった。

　関脇・豊昇龍は小結・翔猿を上手投げで破り4連勝し、前頭筆頭・高安は小結・霧馬山をすくい投げで下し6連勝。ともに1敗を死守した。

　大関・貴景勝は勢いのある取組で前頭4枚目・若元春を突き出しで破り4連勝。カド番の大関・正代は、結びの一番で前頭4枚目・佐田の海に上手出し投げで敗れた。

　大関から陥落した関脇・御嶽海は前頭筆頭・琴ノ若に肩透かしで敗れ4敗目。10勝以上で大関復帰の場所だが、苦しい1敗となった。前頭3枚目・宇良は前頭2枚目・逸ノ城を押し出しで破り今場所1勝目を挙げた。