【陸上】400m障害・黒川は失速7位「心が折れた」早大・田中がインカレ初V

[ 2022年9月11日 13:56 ]

陸上・日本学生対校選手権最終日 ( 2022年9月11日    京都市・たけびしスタジアム )

世界選手権出場時の黒川和樹(2022年7月17日撮影)
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 男子400メートル障害決勝に出場した7月の世界選手権代表の黒川和樹(法政大)は中盤で失速し、55秒41で7位に終わった。8月のぎっくり腰などで調子を落としており、「アップでしんどくて吐きそうになった」と振り返り「気持ちをつくって臨んだが、体が動かなかった。4台目で心が折れた」と悔しさをにじませた。インカレ初優勝はならず「来年こそ絶対優勝したい」と話した。

 来夏の世界選手権(ブダペスト)参加標準記録は48秒70で「気合を入れ直さして臨まないと超せない記録」。今後は国体、地元・山口での田島記念に出場予定という。

 早大の田中天智龍(てんじろう)が49秒20で初優勝。最後の10台目以降のスパートで2位からトップに立ち、フィニッシュ。度重なる負傷の期間、上半身を強化して進化を遂げ「思い描いた通りで、自信があった。目標タイムの49秒20だったのでびっくりした」と語り「もう1段階強くして、世界と戦えるように」と来季を見据えた。

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2022年9月11日のニュース