Tリーグ新加入の京都は黒星発進 外国人4人起用も調整不足で不発…池袋監督「悔しいなと思っている」

[ 2022年9月11日 16:55 ]

<ノジマTリーグ 京都・九州>第1ゲームに登場した京都のファン・ユーウェン(左)シャン・シャオナ組はフルゲームの末に敗れ、Tリーグ初勝利ならず
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 卓球のノジマTリーグが11日、東京・大田区総合体育館で行われ、女子6チーム目として新加入した京都カグヤライズは、九州アスティーダに1―3で敗れ、Tリーグ初陣を白星で飾ることはできなかった。

 第1マッチのダブルスでシャン・シャオナ、ファン・ユーウェン組が塩見真希、出澤杏佳組にフルゲームの末に1―2で敗れたが、第2マッチのシングルスでは世界ランク7位のドゥ・ホイカンが牛嶋星羅に苦しみながらも3―2と逆転勝ち。ところが、第3マッチのシングルスでウェイ・ウェンセンが野村萌に2―3と逆転負けし、第4マッチは成本綾海が加藤美優に0―3で敗れた。

 外国人選手4人を起用したが、9日に来日したばかりとあって、調整不足は否めず、競り負けた。池袋晴彦監督は「勝てた試合もあったので悔しいなと思っている。オーダー的には実力的にもダブルスは取らなくちゃいけなかった。相手を勢いづかせてしまった」と振り返った。それでもまだ開幕戦を終えただけ。自らチームを立ち上げ、Tリーグ参戦にこぎ着けた指揮官は「ポテンシャルは感じた。これから結果で地元京都と卓球に恩返ししたい」と前を向いた。

 なお、9歳のTリーガー松島美空はベンチ入りしたものの、出場せず。「すごい人たちの試合を見られて良い経験になりました。いつかは(試合に出たいなと思いました」と話した。

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2022年9月11日のニュース