新十両・菅野改め栃武蔵が白星発進「引き続き一番一番集中」

[ 2022年9月11日 15:22 ]

大相撲秋場所初日 ( 2022年9月11日    東京・両国国技館 )

<大相撲秋場所初日>狼雅を攻める栃武蔵(上)(撮影・西海健太郎)
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 新十両の菅野改め栃武蔵(23=春日野部屋)が幕下の狼雅(23=二子山部屋)を寄り切って白星発進とした。

 三段目付け出しデビューから1年半のスピード出世のため大銀杏が結えず、ちょんまげ姿で紫色の締め込みを締めて土俵に上がった。土俵入りでは「いろんな思いがありました」と関取になったことを実感した。

 踏み込んで前に出てから得意の左上手を引いて上手投げで振り回して寄り切り。「まず一つ白星で、引き続き一番一番集中して頑張ろうと思います」と安どの表情を見せ、「もっと体を丸めて出られるように立ち合いから修正したい」と気を引き締めた。

 ◇栃武蔵 陽太(とちむさし・ようた)本名=菅野陽太。1999年(平11)1月11日生まれ、埼玉県入間市出身の23歳。小4から入間少年相撲クラブで相撲を始め、黒須中3年時に全国都道府県中学生大会8強。和歌山・箕島高2年時に全国高校選抜大会優勝。3年時に全国高校金沢大会優勝。世界ジュニア選手権無差別級準優勝。中大2年時に全国学生選手権優勝。3年時に東日本学生体重別大会無差別級優勝。4年時に全国学生選手権8強。21年春場所、春日野部屋に入門。三段目付け出しでデビュー。1メートル83、157キロ。

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