ラグビーのまち釜石で紡がれる絆 静岡との「ともだちマッチ」開催 五郎丸歩氏も来場

[ 2022年9月11日 17:23 ]

釜石ラグビー応援団の浜登寿雄さん、静岡ブルーレヴズの五郎丸歩CRO、静岡ブルーレヴズの育成普及チームリーダー・久保晃一氏、釜石シーウェイブスRFCでアンバサダーを務める伊藤剛臣氏(左から)
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 『黄金の國、いわて。』Presentsともだちマッチ「釜石シーウェイブスRFC―静岡ブルーレヴズ」の一戦が11日、岩手県の釜石鵜住居復興スタジアムで開催された。プレシーズンマッチは、リーグワン1部の静岡が同2部の釜石を59―19で圧倒。両チームのジュニアチームも対戦し、静岡が勝利を収めた。静岡ブルーレヴズのクラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)を務める五郎丸歩氏も来場した。

 2011年の東日本大震災以降、両チームは交流試合を実施し、震災の復興支援に取り組んできた。この試合でゲスト解説を務めた釜石シーウェイブスRFCのアンバサダーで元日本代表FWの伊藤剛臣氏は「静岡さんとはヤマハ発動機時代の2011年から絆が続いています。これからもこの企画を続けていけるよう、互いに力を合わせて頑張りたい」と感謝した。

 釜石ラグビー応援団の浜登寿雄さんも伊藤氏と思いは同じだ。「東日本大震災から11年6か月。意味のあるやりとりができたと思いますし、大きな収穫がありました」と振り返った。釜石と言えば、記憶に新しいのが19年のW杯日本大会だ。浜登さんは「W杯のレガシーを未来へつなげていきたい。未来の町づくりにも生かしていければ」と言葉に力を込めた。

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2022年9月11日のニュース