現役最年長、大相撲の三段目・翔傑が46歳初戦を白星で飾る

[ 2022年9月11日 14:39 ]

大相撲秋場所初日 ( 2022年9月11日    東京・両国国技館 )

<大相撲9月場所初日>坂林をきめ出しで破る翔傑(奥)(撮影・西海健太郎)
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 現役最年長で9月5日に「46歳」の誕生日を迎えた東三段目40枚目の翔傑(芝田山部屋)が今場所最初の取組で坂林(尾上部屋)をきめ出しで破った。

 立ち合いで相手に踏み込まれたが、両まわしで抱え込んで体勢を整えると力強く極め出した。自分の年齢の半分、22歳相手に会心の相撲。「46歳といっても、何もないですよ」と謙遜しながらも「この歳でも初日は緊張はしています。この緊張感があるからいいのかも」と爽やかな笑顔を見せた。

 誕生日は師匠の芝田山親方(元横綱・大乃国)らにお祝いをしてもらったという。46歳での抱負を聞かれると「継続。上を目指すとかでもないので、まずは現状維持から」と話した。

 46歳0カ月は、今年初場所限りで引退した華吹(51歳7カ月)、一の矢(46歳10カ月)に次ぐ北斗龍に並ぶ昭和以降3位の高齢力士高齢。95年春場所初土俵から28年休むことなく、7月の名古屋場所まで163場所連続で皆勤出場を継続中だ。

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2022年9月11日のニュース