陵侑 2位で連勝逃す「もうちょっと飛びたかった」も総合首位守る

[ 2022年3月5日 01:30 ]

W杯ジャンプ男子個人第22戦で2位となった小林陵の飛躍
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 ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子個人第22戦(ヒルサイズ=HS140メートル)は3日、リレハンメルで行われ、小林陵侑(土屋ホーム)は1回目に136メートル、2回目に134・5メートルを飛んで、合計289・0点の2位で2連勝はならなかった。シュテファン・クラフト(オーストリア)が294・1点で今季3勝目、通算24勝目。

 2戦連続で表彰台に立った小林陵は「めちゃめちゃいい感じではなく普通です」と余裕の口ぶりだ。1回目は「(風が)落ち着いていたし、天気も良かった」という好条件で飛距離を伸ばし1位。強敵クラフトがトップに立つ中で迎えた2回目も上々だったが優勝には届かず。「遠かった。もうちょっと飛びたかった」と自己評価は厳しい。W杯個人総合争いの首位を守り、残りは6戦。同じ会場で2日に女子の高梨が復活優勝したのを見て「うまかったし、メンタルも強い」と触発された。

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2022年3月5日のニュース