渋野 49位浮上、大会初のアンダーパーにホッ「いいふうに持ってこられた」

[ 2022年3月5日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー HSBC女子世界選手権第2日 ( 2022年3月4日    シンガポール セントーサGC=6749ヤード、パー72 )

HSBC女子世界選手権第2日、1番でショットを放つ渋野(AP)
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 今季から米ツアーに本格参戦し、自身初戦の渋野日向子(23=サントリー)は60位から3バーディー、1ボギーの70で回り、通算2オーバーの49位に順位を上げた。上田桃子(35=ZOZO)が17番パー3でホールインワンを達成するなど71で回り、古江彩佳(21=富士通)とともに通算2アンダーで日本勢最上位の26位。高真栄(26)と梁熙英(32)の韓国勢が通算8アンダーの首位に並んだ。

 この大会では初出場した昨年を含め、6ラウンド目で初めてのアンダーパーをマーク。渋野は「昨日の悪かったところを何とか今日、いいふうにもってこられた。内容としてはよかったかな」とホッとした様子だった。

 14番で3メートルのチャンスを沈めてバーディーを先行させ、前半で2つスコアを伸ばす。終盤の8番でこの日初のボギーを叩いたが、続く最終9番では下り6メートルのラインを読み切りバーディー締め。笑顔で第2日を終えて、「ずっとショートしていたパット。いいタッチだった」とうなずいた。

 前日は3度の3パットを含む33パットとグリーン上で苦戦。この日は29パットで「微妙な距離が入ってくれた。3パットもなく終われて良かった」と手応えを得つつある。米ツアー本格参戦のシーズンの自身初戦。残り36ホールに向け、「我慢しながら、伸ばすところで伸ばすゴルフができたらいい」と気合を入れた。

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2022年3月5日のニュース