東京SG 8トライ56得点で7勝目、攻撃ラグビー戻った マッケンジーが初のハットトリック

[ 2022年3月5日 05:30 ]

ラグビーリーグワン第8節   東京SG56―17神戸 ( 2022年3月4日    秩父宮 )

<東京SG・神戸>前半17分、マッケンジーがトライを決める(撮影・篠原岳夫)
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 リーグワン初のナイトゲームは東京SG(旧サントリー)が神戸(旧神戸製鋼)を56―17で破り、7勝目(1敗)を挙げた。前節の埼玉戦は今季初黒星も、本来の攻撃ラグビーを取り戻して計8トライ。ニュージーランド代表のFBダミアン・マッケンジー(26)は来日初のハットトリック(3トライ)に8ゴール全てを決め、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選出された。

 金曜夜の秩父宮を、ほほ笑みの貴公子が盛り上げた。6日前の完敗ショックを振り払う、ハットトリックに8ゴール。「チームとしていいパフォーマンスができた。コンビネーションも全選手と合ってきた」と、やはりニッコリ笑って答えた。

 1トライを先取された後、約10分間で3連続トライを奪い返して主導権を握った。いずれも自陣から攻め、一気にトライを取り切るチームカラーを発揮。前半17分の2本目は、マッケンジーのランを絡めて右隅へ自らトライ。「サンゴリアスのスタイルが合っている」とシーズンが深まり連係も高まっている。

 実は秩父宮での公式戦はチーフス時代の18、20年に続き3度目。過去2試合もトライを取って勝っており相性は抜群だ。CTB中村亮主将も「試合を重ねて合ってきた」と、不動の15番に信頼を寄せた。

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