ラプターズは下位2チームにホームで連敗 3試合ぶり出場の渡辺は3P1本成功

[ 2022年3月5日 12:20 ]

マジックのアンソニーにマークされるラプターズのフリン(AP)
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 NBA東地区全体7位のラプターズは4日、地元トロント(カナダ・オンタリオ州)で東地区全体最下位のマジックに97―103(前半39―48)で敗れて34勝29敗。前日には同14位のピストンズに2点差で敗れており、下位2チームとのホームゲームをいずれも落とした。

 ラプターズはこの日のマジック戦が5日間で4試合目。フレッド・バンブリート(28)とOG・アヌノビー(24)の主力2人を欠いて序盤から苦しい戦いとなり、パスカル・シアカム(27)が34得点と14リバウンド、バンブリートに代わって先発したマラカイ・フリン(23)が今季自己最多の20得点を稼いだものの、このカードの連勝は9でストップした。

 渡辺雄太(27)は60―72で迎えた第4Qの出だしから3試合ぶりにコートに登場。1分38秒に右のコーナーから放った3点シュートは失敗したが、その56秒後に右サイドから3点シュートを決めて3得点と3リバウンドを記録した。このクオーターの7分34秒には、正面からインサイドを攻め込んできたマジックの新人ガード、ジェイレン・サッグス(20)のシュートをクリーンにブロック。今季のブロックショット数は29試合で15となり、昨季50試合で記録していた自己記録の19にあと「4」と迫っている。また3点シュートの成功は今季25本(試投65本)で、成功率は38・5%(昨季は40・0%)となった。

 勝ったマジックは16勝48敗でこのカードでは2019年2月24日以来の白星。2季目のガードで球宴のダンクコンテストに出場したコール・アンソニー(21)が15得点と12リバウンド、5アシストをマークしてここ4戦では3勝目を挙げた。

 なおラプターズは6日から16日までロードで6連戦。キャバリアーズ→スパーズ→サンズ→ナゲッツ→レイカーズ→クリッパーズの順で試合を行うことになっている。

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