正代 味覚障害だった…回復も不安な心境明かす、13日初日大相撲春場所

[ 2022年3月5日 05:30 ]

時津風部屋で稽古する大関正代=右(日本相撲協会提供)
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 大相撲春場所(13日初日、エディオンアリーナ大阪)で3度目のカド番を迎える大関・正代(30=時津風部屋)が4日、電話取材に応じ、2月上旬の新型コロナウイルス感染で味覚障害になったと明かした。38度を超えた発熱は3日で治まったが「塩分、苦味、酸味、甘味は分かるけど、それが全部バラバラに単体で来る」と独特の症状を経験。現在は回復したが、療養の10日間は体を動かせず「体力的に少し落ちた。いつもより稽古内容はちょっと遅れている」と不安な心境を吐露した。

 同じ学生相撲出身で1学年下の御嶽海の大関昇進は刺激になっており、「コロナにかかったことを感じさせない相撲を取りたい。とりあえず勝ち越しを目指します」と決意を示した。

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2022年3月5日のニュース