石川佳純、世界選手権代表逃し「出られなくて残念」平野美宇も世界切符獲得できず

[ 2022年3月5日 19:06 ]

卓球ライオンカップ・トップ32第1日 ( 2022年3月5日    東京・アリーナ立川立飛 )

女子シングルス準々決勝で早田ひな(奥)に敗れ、引き揚げる石川佳純
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 24年パリ五輪の選考レース開幕戦で波乱が起きた。女子シングルスで昨夏の東京五輪代表、伊藤美誠(21=スターツ)、石川佳純(29=全農)、平野美宇(21=日本生命)が準々決勝で敗退。石川と平野は今秋の世界選手権団体戦(中国・成都)の代表を逃した。

 個人戦と団体戦を合わせて、石川は14歳の07年から14大会連続、平野は15歳の15年から6大会連続で世界選手権に出場していた。準々決勝で早田ひな(21=日本生命)にフルゲームの死闘の末に敗れた石川は「内容は良かった」とする一方で、「ずっと出てきたので、世界選手権に出られないのは残念」と話した。

 24年パリ五輪の選考レースがスタートした今大会、伊藤も含めた東京五輪代表3人が4強に残れなかった。世界選手権代表に決まっている伊藤はプレーに精彩を欠き、「どうやって点を取ったらいいか分からなかった」と振り返った。3人は6日の5~8位決定戦に臨む。「切り替えて、いい順位で終われるように頑張りたい」と平野は懸命に前を向いた。
 

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