坂本花織が2大会連続五輪切符!圧巻234・06点で全日本3年ぶりV「心がスカッとしています」

[ 2021年12月25日 21:20 ]

フィギュアスケート全日本選手権第3日 ( 2021年12月25日    さいたまスーパーアリーナ )

<全日本フィギュア第3日>女子フリー、演技を終えガッツポーズをする坂本花織(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートの北京五輪代表最終選考会となる全日本選手権は25日、女子のフリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の坂本花織(21=シスメックス)がフリーでも安定した演技を披露して154・83点をマークし、合計234・06点で3年ぶり2度目の優勝。2大会連続の五輪出場を決めた。

 SP2位の樋口新葉(20=明大)がフリー147・12点、合計221・78点で2位、SP3位の河辺愛菜(17=木下アカデミー)がフリー135・38点、合計209・65点で3位となった。

 坂本はフリーでは冒頭のダブルアクセル(2回転半)を決めて流れに乗ると、7本のジャンプ全て着氷。会心の演技後は力強いガッツポーズで喜びを表現した。得点が出ると歓喜の涙を流し、「これ以上ないうれしさを感じている。今は幸せでいっぱい。目標にしていた一発内定を有言実行できて今は心がスカッとしています」と語った。

 ▽女子の北京五輪代表選考 日本は3枠。全日本選手権の優勝者を最優先とし、残る2人は総合的に選ぶ。全日本の2、3位、GPファイナル出場権獲得者(坂本)、国際連盟(ISU)今季ベストスコア上位3人(坂本、三原、宮原)を満たす選手から2人目を決める。さらに、上記基準を満たして選考から漏れた選手と世界ランク上位3人(坂本、紀平、樋口)、今季の世界ランク上位3人(坂本、樋口、三原)らから残る1人を選ぶ。

続きを表示

この記事のフォト

スポーツの2021年12月25日のニュース