大混戦の女子最終組が直前調整 樋口、河辺は3回転半着氷 2~6位は2・35点差

[ 2021年12月25日 11:50 ]

フィギュアスケート全日本選手権第3日 ( 2021年12月25日    さいたまスーパーアリーナ )

<全日本フィギュア第3日>フリーに向けて練習する樋口新葉(撮影・小海途 良幹)
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 午後5時4分から始まる女子フリーに向けた公式練習が行われ、北京五輪出場3枠を懸けた最終組6人が直前調整した。2位・樋口新葉(明大)から6位・松生理乃(中京大中京高)まで2・35点差に5人がひしめく大混戦。全員が本番の衣装で汗を流した。

 樋口と3位の河辺愛菜(木下アカデミー)は大技3回転半を試運転。樋口は曲かけの冒頭では回転が抜けたが、練習中に1本降りた。河辺も曲かけでは転倒したが、2本着氷した。完成度で勝負する4位の宮原知子(木下グループ)、5位の三原舞依(シスメックス)は曲かけでも質の高い演技を披露。松生も準備を進めた。

 五輪の最終選考会となる今大会の優勝者が最優先で切符を獲得。残り2枠は今大会の成績や実績を基に選考する。最終組のフリーは午後8時23分の6位・松生の演技から始まる。

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