本田真凜は合計156・53点で21位「もっと自分はできるんだぞ」苦しかった4年間「感情を取り戻した」

[ 2021年12月25日 17:55 ]

フィギュアスケート全日本選手権第3日 ( 2021年12月25日    さいたまスーパーアリーナ )

<全日本フィギュア第3日>女子フリー、演技をする本田真凜(撮影・小海途 良幹)
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 女子フリーで本田真凜(JAL)は100・80点をマークし、合計156・53点で21位だった。

 冒頭のダブルアクセル―3回転トーループは着氷したが、フリップが1回転になり、3回転フリップで転倒するミスもあり、スコアは伸びなかった。それでも、「この舞台で滑れてうれしい」とし、「久しぶりに『もっと自分はできるんだぞ』って思えている、来年もこの舞台に戻ってきたい。1つ1つの試合を大切に。過去の自分を超えるような演技をしたい」と話した。

 16年世界ジュニア選手権を制し、18年平昌五輪へ大きな期待を背負ったが、選考会の17年全日本は7位で代表入りならず。その後は苦しい闘いが続いた。この4年について問われると、「人としての感情をこの4年で取り戻した。試合前、毎日のようにくるしい時期を過ごしていた。今はスケートを楽しめている。本田真凜としての人生自体をすごく楽しめている」とし、「もっと強くなりたいなと心から思えた大会。頑張ります」と前を向いた。

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