15歳ワリエワ、世界記録超え90・38点 ロシア選手権女子SP

[ 2021年12月25日 12:12 ]

フィギュアスケート・ロシア選手権 ( 2021年12月24日 )

ワリエワ(AP)
Photo By AP

 女子ショートプログラム(SP)で、15歳のカミラ・ワリエワが、90・38点の異次元ハイスコアをマークした。

 1番滑走で登場すると、冒頭に両手を上げてのトリプルアクセルを完璧に成功。出来栄え(GOE)で3・20点もの加点を引き出すと、3回転フリップ、演技後半のルッツ―トーループの連続ジャンプも決め、スピンとステップは全て最高のレベル4を揃えた。演技点でも9点台後半をズラリと並べ、自身が保持する国際連盟(ISU)公認の世界最高得点87・42点を上回った。

 81・46点で2位につけたのは昨季の世界選手権を制したアンナ・シェルバコワ。アレクサンドラ・トルソワは74・21点で5位、エリザベータ・トゥクタミシェワは71・28点で7位となった。世界一厳しい五輪代表争いの中、ワリエワが圧倒的な存在感を放っている。

続きを表示

スポーツの2021年12月25日のニュース