新葉フリーで逆転へ 公式練習で3回転半3連発 2位から6位まで2.35点差

[ 2021年12月25日 05:30 ]

フリーに向けて練習する樋口(撮影・小海途 良幹)
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 22年北京五輪最終選考会を兼ねるフィギュアスケート全日本選手権は25日の第3日に女子フリーが行われる。大本命の紀平が負傷欠場し、大混戦となった五輪3枠を懸けた最終組の争いはSP2位の樋口新葉(わかば、20=明大)から6位まで2.35点差の中にひしめき合う。

 樋口は24日の公式練習で、3回転半を3連続で着氷。2、3本目は着氷がやや乱れたが、1本目は完璧に降りた。フリー「ライオンキング」を入れた曲かけでは挑まずに振り付けや他のジャンプを確認。4年前は2枠の有力候補に挙がりながら、全日本4位で落選している。さまざまな思いの詰まった勝負の日を迎える。

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