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早大は大物ルーキーが躍動 決勝トライの宮尾&POMの佐藤 ラグビー関東大学対抗戦

[ 2021年12月5日 22:47 ]

ラグビー関東大学対抗戦Aグループ   早大17―7明大 ( 2021年12月5日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<明大・早大>前半、ボールを持って突進する早大・佐藤(撮影・篠原岳夫)
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 97回目の定期戦は早大が明大に17―7で逆転勝ちし、通算成績を55勝2分け40敗とした。早大は6勝1敗、勝ち点28の2位で対抗戦全日程を終了。2季ぶりの大学日本一を目指す全国大学選手権では、26日の準々決勝で明大―天理大戦の勝者と対戦する。

 大舞台でも顔色一つ変えずに伸び伸びとプレーした大物ルーキーたちが、定期戦では3季ぶりの勝利をもたらした。まず存在感を発揮したのがSH宮尾昌典。3―7の前半24分、粘り強いディフェンスでプレッシャーを掛け続けて相手のパスミスを誘発すると、ルーズボールにWTB小泉怜史(3年)が足を差し出してボールは敵陣へ。瞬時に反応した宮尾の懐に首尾よく収まると、そのまま45メートルを走りきって逆転トライを奪った。

 出場した62分間のパフォーマンス全体については「僕自身、凄く課題が出た。いい勉強になった」と反省しきりだったが、トライシーンについては「反応できたのは良かった。いいディフェンスができたのが勝った理由でもある」と胸を張る。この日の試合テーマは「バトル」。1人1人が役割を理解したことが粘り強いディフェンスにつながり、値千金のトライが生まれた。

 そして宮尾に負けず劣らずの存在感を発揮したのがNo・8佐藤健次だ。前半から攻守で体を張り続け、ボールを持てば必ずゲイン。2本のトライに直接絡むことはなかったが、仕事量が認められてプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。「アタックで前に出ると決めていた。体現できて良かった」とまだまだあどけなさが残る表情を緩めた。

 大田尾竜彦監督は佐藤について「特長はプレッシャーゲームに強いこと。単体で見れば凄く速くもないし、タックルがいいわけではない。ただ、今日のゲームで見るとやってくれる。そこが一番の強み」と評価する。昨年までは桐蔭学園高(神奈川)の主力として花園2連覇に貢献。大舞台での強さについて本人は「自分では強いと思っていない」と謙そんも、「ビッグマッチはまず楽しもうと思っている。プレッシャーを受けないメンタルになったのかなと思う」と話した。

 前評判を覆す勝利になったが、大学選手権では初戦から厳しい戦いが続く。目指すのは2季ぶりの大学日本一。宮尾が「今よりも厳しく、チームの勝利に貢献できるようにしたい」と言えば、佐藤は「初めての選手権で、雰囲気も分からないし対抗戦とも違うと思うが、やることは変わらない。毎試合ベストプレーをしたい」と力強く宣言した。

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