川内優輝 ラスト福岡国際で万感12位「走馬燈のように福岡の記憶が…」

[ 2021年12月5日 20:04 ]

第75回福岡国際マラソン ( 2021年12月5日    福岡市・平和台陸上競技場発着 )

<福岡国際マラソン>12位でゴールした川内優輝(撮影・岡田 丈靖)
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 今大会が最後の開催となる福岡国際を出場選手中最多12回の出場を数える川内優輝(34=あいおいニッセイ同和損保)が万感の思いで駆け抜けた。2時間11分33秒の12位でゴールし「自分が死ぬ間際みたいな、走馬燈のように福岡の記憶が蘇ってきた」と目を赤くして語った。

 9月下旬、練習中に左膝じん帯を痛めた。一時は松葉杖を使う状態から、本格的に練習復帰したのは10月下旬。フルマラソン出場にまでこぎ着けたのは福岡国際があったからだった。「無理矢理仕上げた。ここまで状態が戻って来られたのも福岡のおかげです」

 序盤で優勝争いからは脱落したが、最後の福岡の姿を目に焼き付けるように走った。応援自粛の要請はあったが、沿道から川内への声援が飛んだ。「お前最後だぞ!ありがとう!とか応援してくれたのがうれしかった」

 思い出のレースに今井正人(トヨタ自動車九州)とデッドヒートの死闘を繰り広げ3位に入った11年大会を挙げた。「強くなるきっかけのレースだった。きょうも今井さんと一緒に走っているような感じだった」と振り返った。

 16年大会では翌年のロンドン世界選手権の代表権を勝ち取るなど、川内のキャリアにとっても福岡は特別な地になっている。「いつもの場所で髪切って、いつもの場所でカレーを食べて、でもみんな残念だねと。何とか続いて欲しいと思いますね…」としみじみと語っていた。

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