谷原秀人が逃げ切り「43歳にしてまさか…」 今季最終戦日本シリーズJT杯初制覇

[ 2021年12月5日 15:38 ]

男子ゴルフ 日本シリーズJTカップ最終日 ( 2021年12月5日    東京都 東京よみうりCC=7023ヤード、パー70 )

<ゴルフ日本シリーズJT杯最終日>4番、ティーショットを放つ谷原秀人(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 今季最終戦の最終ラウンドが行われ、単独首位から出た谷原秀人(43=国際スポーツ振興協会)が3バーディー、2ボギーの69で回り通算12アンダーで大会初優勝。今季2勝目、ツアー通算16勝目を挙げた。

 「43歳にしてまさかメジャーで勝てるとは思ってなかったので非常にうれしいです」

 1打差首位から出ると、中盤11番までに2つスコアを落とす苦しい展開。一時は首位から後退した。それでもベテランは冷静だった。「前半からなかなかショットもパットうまくいかずチャンスがあれば後半と思っていた。それがうまくはまった」と13番でバーディーを奪うと、16、17番で連続バーディー。終盤にスコアを伸ばしてふたたび首位に立ち、逃げ切った。

 昨年も最終日最終組で回ったが、1打差で大会初優勝を逃した。「去年のことは思い出に残してもしょうがないので…。去年は最後は3パットでした」と笑って振り返りつつ、「13回出て勝てないのは、自分の中ではしんどいという思いはかなりあった」と思いを口にした。13回目の出場でつかんだ念願の勝利だった。

続きを表示

2021年12月5日のニュース