鈴木孝幸、佐藤友祈らが文科省を訪問 東京パラの成果報告

[ 2021年9月6日 18:37 ]

文部科学省を訪れた東京パラリンピック日本選手団
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 東京パラリンピック日本選手団の河合純一団長、競泳の鈴木孝幸(34=ゴールドウイン)と山田美幸(14=WS新潟)、陸上の佐藤友祈(31=モリサワ)らメダリスト8人が6日、都内の文部科学省を訪れ、萩生田光一文科相やスポーツ庁の室伏広治長官(46)と面会し、大会の成果報告を行った。

 日本選手団は金13個を含む51個のメダル(銀15、銅23)を獲得。金メダルがゼロに終わった16年リオデジャネイロ大会から大きく飛躍した。河合団長は「大きな成果だったと考えている。スポーツ庁の方々や文部科学省の皆さんのご支援のおかげ。ナショナルトレーニングセンターが拡充され、コロナ対策を万全にとりながらトレーニングに集中できたことにより、特に団体競技など、戦術などの集中的なトレーニングや基礎的なトレーニングに取り組むことがじっくりできたことが要因」などと感謝した。

 金メダルを含む5個のメダルを獲得した鈴木は、結果とともに「IPCのアスリート評議委員にも立候補させていだたき、当選しました」と報告。パラ日本選手史上最年少のメダルとなった山田は外交官をになりたいという夢があり「パリも出たいけど進学もしたいので、理想としているのは両立ができて、パリにも出て受験もできたらと思っています」と語った。

 2冠に輝いた佐藤は前日5日に行われた閉会式で日本国旗のベアラ―を務め「最後に大役を務めさせていただいて光栄でした。感謝の思いを届けられたのではないかと思います」と伝えた。

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