道下の伴走者・志田さん「感無量」東海大で3年連続箱根出場の実力者 声でも“アシスト”

[ 2021年9月6日 05:30 ]

東京パラリンピック最終日・マラソン ( 2021年9月5日    国立競技場発着 )

金メダルを獲得し、笑顔を見せる道下(右)と伴走者の志田淳さん(撮影・坂田 高浩)
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 陸上・マラソンの女子視覚障がいT12で、世界記録保持者で16年リオデジャネイロ大会銀メダルの道下美里(44=三井住友海上)が3時間0分50秒の大会新記録を樹立し、初の金メダルに輝いた。

 道下のガイドランナーを務めた志田淳さん(48)は、東海大の選手として95年から箱根駅伝に3年連続で出場している。世界ハーフマラソン代表にも選ばれた実力者は、現役引退後、会社に勤める傍らガイドランナーに転身。リオ後に道下のガイドを申し出た。

 この日は前半を伴走した、同じ東海大出身の青山由佳さん(35)と交代すると、リズムを崩さないようリード。30キロすぎで2位のロシア選手を引き離しにかかると英語で「テン(10)メーター!トゥエンティー(20)メーター!」と叫び始めた。道下は「急に英語でしゃべり始めてびっくりした」というが、志田さんは「差が開いていることを相手に聞こえるようにした」と視覚障がいのレースらしい“テクニック”も見せた。

 ガイドが先にゴールすると失格になるため、勝利の瞬間までは油断しないように注意を払い続けた。志田さんは「東京で有終の美を飾れたことはうれしい。感無量です」と笑顔だった。

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