新種目の陸上400メートルユニバーサルリレー 日本は銅メダル 中国失格で順位上がる

[ 2021年9月3日 21:37 ]

東京パラリンピック第11日 陸上 ( 2021年9月3日    国立競技場 )

<混合400メートルリレー> 3走・高松(右)から鈴木(同2人目)にタッチでバトンをつなぐ (撮影・光山 貴大)
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 400メートルユニバーサルリレー決勝は4チームで争われ、予選4位通過の日本が銅メダルを獲得した。日本は47秒98で4着だったが、上位の中国が失格したため繰り上がった。米国が世界新記録となる45秒52で優勝した。

 ユニバーサルリレーは障がいが異なる男女4人が100メートルずつ走る新種目で、1走から視覚障がい、切断および機能障がい、脳性まひ、車いすと走順は決まっている。

 日本は予選と変わらず1走・沢田優蘭(30=マッシュホールディングス)、2走・大島健吾(21=名古屋学院大)、3走・高松佑圭(28=ローソン)、4走・鈴木朋樹(27=トヨタ自動車)というオーダーで決勝に出場。

 ミックスゾーンでメダル獲得の一報を聞いた沢田は「決勝に上がれたからこそのメダルでうれしい」と喜んだ。パリ大会を見据えるアンカーの鈴木は「もっと記録を伸ばすためにレベルアップしたい」と誓っていた。

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