東京五輪銀メダルの稲見が虫刺されで途中棄権 左上腕部の腫れ引かず ゴルフ5レディース

[ 2021年9月3日 13:35 ]

<ゴルフ5レディス練習R>1番でティーショットを放つ稲見萌寧、左腕を虫にさされ棄権となる(撮影・井垣 忠夫)
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 女子ゴルフのゴルフ5レディース(賞金総額6000万円、優勝賞金1080万円)は3日、三重県四日市市のゴルフ5カントリー四日市C(6563ヤード、パー72)で第1ラウンドを行っている。

 賞金ランキング2位で東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22=都築電気)が前半のアウト9ホールを終わったところで左腕痛のため途中棄権した。

 稲見は賞金ランキング1位・小祝さくら(23=ニトリ)と同組で午前10時30分に1番からスタート。9番パー4(405ヤード)でフェアウエーからの第2打をピン手前4メートルにつけてバーディーを奪うなど1バーディー、ノーボギーの35で前半を終え、1アンダーの35位グループにつけていた。

 稲見は6番で左の上腕部を虫に刺されて出血。その後、血抜きなどの応急処置を施したが、腫れが治まらず、患部が熱を持ってきたため棄権を決断した。

 「ブヨかアブが何か分からないんですけど何かに刺されて。痛いとかはないんですけど、何か重いなという感じ。今週、体調自体は悪いわけではないんですけど、抜群ではなく体とかもうまくいかないなと思ってやっていたら、左(腕)にきちゃったから。疲れもあるし」

 稲見の棄権は2019年10月の日本女子オープン以来、4度目。昨年から続く今シーズンでは初。

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2021年9月3日のニュース