大坂 3回戦は苦手の「サウスポー」18歳・フェルナンデス、2回戦は不戦勝

[ 2021年9月3日 05:30 ]

テニス 全米オープン第3日   〇大坂 不戦勝 ダニロビッチ● ( 2021年9月1日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

大坂なおみ
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 女子シングルス2回戦で2年連続3度目の優勝を狙う世界ランキング3位の大坂なおみ(23=日清食品)は、対戦相手の世界ランキング145位のオルガ・ダニロビッチ(20=セルビア)が体調不良で棄権し、不戦勝となった。6年連続で進出した3回戦では世界73位のレイラ・フェルナンデス(18=カナダ)と顔を合わせる。

 連覇を狙う大坂が不戦勝という思わぬ形で6年連続の2回戦突破を決めた。3回戦の相手は18歳の左利きフェルナンデス。今年3月のモンテレイ・オープンでツアー初勝利を挙げた勢いのある若手だ。2回戦では2度の8強入りを誇る実力者カネピ(エストニア)にストレート勝ち。第1、第2セットとも終盤でブレークする勝負強さを見せた。

 大坂は東京五輪、前哨戦のウエスタン・アンド・サザン・オープンと直近2大会は初対戦の左利きに3回戦で敗退。3大会連続で3回戦で対戦経験のないサウスポーと顔を合わせる。失うもののない新鋭から「とても偉大な相手なのでワクワクしている」と挑戦者としてぶつかられることも脅威だ。嫌なイメージが残る中で「一試合ずつ大切に戦いたい」と話していた前年女王が鬼門突破を目指す。

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2021年9月3日のニュース