二刀流・藤田倭が黄金の決意「最後は気持ち」 4日に国内リーグ再開

[ 2021年9月3日 16:03 ]

日本女子ソフトボールリーグ後半開幕節の記者会見に臨んだ(右から)ビックカメラ高崎の藤田倭、上野由岐子、トヨタ自動車の後藤希友、渥美万奈(提供写真)
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 「第54回日本女子ソフトボールリーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボール機構主催)の後半開幕節が9月4日から2日間、大和スタジアム(神奈川県大和市)で行われる。試合に先立ち、3日にオンライン会見が行われ、日本代表の藤田倭投手(30=ビックカメラ高崎)ら4人が出席した。

 投打の二刀流で東京五輪の金メダルに貢献した藤田は、「周りの見る目が変わると思う。一層の自覚を持って取り組みたい」と中断明けのシーズンへの意気込みを口にした。五輪で負けられない戦いを経験したことで「感じたことがないプレッシャーを感じた。それを乗り越えられたという強い気持ちを持ちたい。技術的には五輪で向上したとは思わないが、最後は気持ちが動かすと感じた。強い気持ちでがんばりたい」と、メンタル面の重要性を口にした。

 後半開幕節は無観客で行われる。藤田と同僚の上野由岐子投手(39)は「(コロナ禍で)リモートでの試合が増えると思う。画面を通して、少しでもソフトボールの楽しさが伝われば」と思いを口にした。前半戦を首位で折り返したチームは、5日にHondaと対戦する。

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2021年9月3日のニュース