桐生 400メートルリレー要員で代表入りし「リレーの経験は誰にも負けない自信があります」

[ 2021年7月2日 19:23 ]

陸上・桐生祥秀
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 日本陸連が2日、東京五輪の日本代表の追加分を発表し、桐生祥秀(25=日本生命)が男子400メートルリレー要員で代表入りした。

 桐生は発表後、自身のツイッターを更新し「この度4×100mリレーで東京オリンピック代表内定選手として選んでいただきました。日本選手権から日が経ち、沢山の方々から連絡をいただきました。その文章の中で【オリンピックで桐生が走る姿が見たい、笑ってゴールする姿が見たい】と沢山のメッセージをいただきました。まだ、リレーメンバーで走れるかわからないですがしっかりとメンバーを勝ち取り応援していただいたファンの方々やスポンサー、チームのために全力で準備したいと思います」とし「リレーの経験は誰にも負けない自信があります」と力強いコメントをつづった。

  桐生は2016年のリオデジャネイロ五輪で3走を務め、銀メダルを獲得した。17年、19年の世界選手権でも3走で銅メダルに貢献した。だが、5月半ばから苦しむ右アキレス腱痛を抱えて出場した五輪代表最終選考会の日本選手権男子100メートルは、5位に終わった。個人種目での代表入りが消滅し、「いったん、ここで一区切りかなと思います」と悔しさをあらわにしていたが、リレー要員に選ばれたことで、国立競技場で走れる可能性が出てきた。本大会で起用されるかどうかは、状態と走順適性を見て判断される。

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2021年7月2日のニュース